プレスコット氏は同日、北京で行なわれた第2回グローバル・シンクタンク・サミットに出席し「これまでの数年間、中国は相手国との社会制度やイデオロギーの違いがあるにもかかわらず、1対1の形で欧州各国と交流を保ってきている。中国は終始、相互尊重、相互内政不干渉という原則に基づいて、すべての国と接触をしているため、諸外国にとって中国は大変良きパートナーだ。中国の成長は実用性に基づいているうえ、世界の金融、貿易や持続可能な発展、気候変動などの問題の解決策を積極的に探ってきている」と話しました。
プレスコット元副首相は、今、欧州での中国の投資の4割はポルトガル、スペイン、ギリシャなど国家債務危機に陥っている国に集中しており、ユーロ圏問題に対しても「同情を示す」としていることから、「中国の市場経済国の地位をEUは承認すべきだ」との考えを表明しました。(翻訳:Yan、山下)
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