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 中国首相、インドネシアとの関係強化を強調

2011-04-30 14:36:41     cri    

 中国の温家宝首相は、インドネシア世界事務委員会の要請に応じて、30日の午前にジャカルタで基調講演を行いました。

 「善隣友好の強化・互恵協力の強化」をテーマにした講演の中で、温家宝首相は、中国とインドネシアとの往来の歴史を振り返り、両国の今後の協力方向を定め、中国とASEAN・東南アジア諸国連合との協力をいっそう強化する方案を提出しました。

 また温家宝首相は、「中国は地域協力におけるASEANの主導的役割を断固として支援する。ASEANが実践の中で形成した地域協力の理念と方法は東アジア地域の実際にふさわしいものだ。それを必ず堅持していかなければならない。地域にはいくつかの領土主権や海洋権益など、意見の食い違いが存在している。中国とASEANは、善隣友好および平等に話し合うという原則に従って、二国間ルートを通じて、これらの問題を適切に解決するために、絶えず努力していくつもりだ。そして、中国はASEANとの協力を強化し、共に、テロリズム、国境をまたぐ犯罪、自然災害、感染症などに対応し、安定的で、祝福された社会環境をつくっていく。さらに中国はいかなる先決条件もつけず、発展が立ち遅れているASEAN の国への支援を続けていく」と述べました。

 温家宝首相はさらに、「私は中国の発展と進歩を喜んでいる。同時に、さまざまな現実的な難題の解決に悩まされている。中国は世界各国の有益な経験に鑑み、特に、国情に基づいて、大胆に実践し、果敢に探求し、13億人を擁する国の計画と民生の問題をよりよく解決する必要がある。中国はいかなる驕る理由も持っていない」と述べました。(翻訳:董燕華)国際・交流へ  

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