全国政治協商会議の委員でのある王玉慶人口資源環境委員会副議長は6日、「いま、中国の家族計画部門は現行の一人っ子政策を見直し、二人っ子政策の実施を検討しており、5年後のその実施を考慮中だ」と発表しました。
現在、中国の農村部と少数民族地区では、第一子が女の子の場合は二人目の子を産むことが出来ますが、王玉慶副議長は、「都市部の高齢化が進むにつれ、この政策を都市部でも実施すべきだ」とのべました。
王玉慶副議長は、「ここ数年、子育てコストが上がりつつあるため、若い人たちの生育への考えは変わりつつあり、北京や上海のような大都市での出生率が下がってきた。このことから人口成長抑制という政府のコントロールがなくでも、人口の数は減るだろう」としています。(張強)
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