カザフスタンのナザルバエフ大統領は28日、中国の楊潔チ外相と会談しました。

　ナザルバエフ大統領は「カザフスタンは中国との関係を非常に重視し、両国関係の大きな進展を高く評価する。双方は政治面で互いに信頼しあい、相手が関心をよせる問題で互いに支援している。経済の面で共通の利益があり、安全分野や国連、上海協力機構などの国際、地域の多国枠組内において協力を強化し、地域の平和と安定を促進するために重要な貢献をした。両国は戦略パートナシップを絶えず推進し、ハイレベル訪問を保ち、経済貿易、エネルギー、科学技術、教育などの分野における実務的な協力を強化していくべきだ。中国と上海協力機構内における意思の疎通を強化し、2011年当機構設立10周年を記念するために開くサミットの成功を確保して行きたい」と述べました。

　これに対し、楊潔チ外相は、「両国指導者の関心の下、中国とカザフスタンの関係はここ数年、善隣友好から戦略パートナーとなった。中国政府はカザフスタンとの関係を非常に重視し、両国関係を善隣友好、平等協力のモデルにしたい。双方は戦略的な安全保障協力および、国際や地域問題における協力を強化していくべきだ。更に、両国の時代友好に立脚し、人的交流を促進していくべきだ」と述べました。

　なお、楊外相は27日にカザフスタンを訪れたのです。（翻訳：董燕華）

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