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中華台北代表団 広州大会が両岸交流を深化

2010-11-22 14:18:54     cri    

 中華台北代表団は、今回の広州大会42種目のうち33種目に参加しています。代表団は596人からなっており、現時点で金メダル6個を獲得しています。副団長を務める蔡賜爵氏は、「これは、これまでに大陸で行われた重要な試合で勝ち取った最高の成績で、両岸交流の活発化のおかげだ」と評価しています。

 19日の夜、広州オリンピックセンターの野球スタジアムで、中華台北チームと日本チームの準決勝が行われました。多くの大陸のメディアと観客と、台湾からの観客からの熱い応援の中、中華台北チームが勝利しました。中華台北五輪委員会の副会長で、中華台北代表団の蔡賜爵副団長も現場に駆けつけ、「特に延長戦で、観客からの強い力を感じた。10数年来続けてきた両岸の交流、ここ2、3年の両岸関係の良好な雰囲気がひしひしと伝わってきた。今回は両岸の人々が自主的に一つとなった。この応援のおかげで、選手たちは、あんなに緊張した雰囲気の中でも、アジアの野球王国の日本に勝利した。両岸の観客が力を合わせて応援してくれなかったら、こんな結果は生まれなかったのではないか」と述べました。

 広州大会の試合が始まって現在まで、中華台北代表団は金メダルを6個獲得したが、最終的に10個は獲得できるのではないかと期待されています。これは、これまで中華台北代表団が参加した1990年の北京アジア大会、2001年世界大学生大会、2008年北京五輪、2010広州アジア大会の中で、最も良い成績です。これまでの大会では、大陸の観客からも応援を受けたが、金メダルは1個も獲得することができませんでした。これについて、蔡副団長は「両岸関係が安定しており、両岸をとりまく環境も大きく改善されていることで、選手たちは広州の会場でホームのように試合をしている。19日の野球試合も含めて、選手たちは最高の状態で試合に臨むことが出来た。広州大会は両岸のスポーツ交流によい場となっている」とコメントしました。「実は、開会の準備段階でも、両岸のスポーツ界が密接な交流を保った。その中で大陸の友人は祝福を贈ると同時に、『広州会場を台湾の人々にとって、必ず第二のホームにする』と約束してくれた」と明らかにしました。

 両岸のスポーツ交流の役割について、蔡副団長は「スポーツ交流は、両岸の交流において非常に重要な絆で、両岸交流の歴史の節目に、重要な役割を果たしている。文化、経済、科学技術、農業などの交流は、スポーツ交流の進展につれて、進んできた。これをとても誇りに思っている」と述べました。

 広州大会を通じて、両岸交流はより深まっています。「大陸のスポーツ産業市場は将来性があり、選手にとって発展のチャンスに恵まれている。今後、台湾選手も大陸に進出できれば、両岸のスポーツ交流は互恵共栄できるのではないか」と、蔡副会長は期待しています。(朱丹陽)

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