中国を訪問しているアメリカの著名投資家ウォーレン・バフェット氏とマイクロソフト創始者のビル・ゲイツ氏が慈善事業について中国の企業家らと交流する食事会が29日夜、北京郊外で開催されましたが、これと並行して、北京市内のホテルで「庶民の慈善パーティ」が行われました。

　このパーティは「慈善は富豪だけのものではない。一般庶民でも慈善に参加する意志と力がある」という北京のインターネット利用者の主張で開かれたもので、民間による慈善事業について話し合いが行われました。

　バフェットとゲイツの両氏に慈善事業への寄付を求められるのを心配して、その食事会を回避した富豪もいたといううわさがありますが、それに反して、庶民の慈善パーティには、大勢の人から応募が寄せられました。主催者によりますと、参加者の枠は56人でしたが、インターネットでは500人以上が応募し、またパーティの開始後も100人以上から参加したいという電話があったということです。(鵬)