9月1日、旧日本軍が中国に遺棄した化学兵器の廃棄作業の開始式が、南京郊外で行われました。1945年に旧日本軍が降伏した後、多くの化学兵器が中国の地に埋められました。中日双方の専門家の調査により、40万発の化学爆弾を含め、遺棄された化学兵器は200万件あり、有毒なものは100トンほどあるということです。2009年12月までに、中国の15の省の58箇所で日本遺棄化学兵器が発見され、中でも東北の3省に集中しています。
記載によりますと、確実な使用時間、場所、傷害情況などがはっきりと記録された旧日本軍の化学兵器は1241件で、20万人あまりの中国の軍人と国民に被害を与えたということです。戦争終了後も、被害を受けた人が2000人に上り、多くの地区の人々はまだこれらの化学兵器の脅威におびえて暮しています。
『化学兵器禁止条約』によりますと、1997年に条約が発効されてから、日本は2007年までに、中国に遺棄した化学兵器を廃棄する予定でした。しかし、日本は、関連組織を通して、期間延期を申し入れ、2012年4月29までに廃棄作業を終えると示しました。2000年12月から、日本は、22回にわたり中国で回収作業を行い、これまでに4万7千発の化学兵器を回収しました。これらの兵器は、中国で臨時に保管されています。(翻訳:イツゴウ)