サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ(南ア)大会で出場選手と手をつないで入場する「エスコートキッズ」に選ばれた中国の子ども6人が24日、南アフリカに向かいました。現地時間の27日夜に行われるアルゼンチン対メキシコ戦に登場します。

　この6人は、南ア大会スポンサーのマクドナルドと中国の宋慶齢基金会が共催した募集活動で選ばれました。そのうち最年少で南京から来た小学生の徐海萌君(8歳)は「手をつなぎたいのはアルゼンチンのメッシ選手。ブラジルのカカ選手、ポルトガルのC・ロナウド選手、アルゼンチン代表のマラドーナ監督も好き。大きくなったらサッカー選手になりたい」と夢を語りました。2008年の四川大地震の被災地平武の小学生、秦興蔚(11歳)は「四川と中国の今を世界の人々に紹介したい」と話しました。

　W杯南ア大会のエスコートキッズには、約40カ国・地域から1400人以上が参加しています。(鵬)