また、周副会長は2000年ハノーファー万博(ドイツ)と2005年の愛知万博を取り上げて、万博の開幕式の見どころを「シンプル、耽美、ハイテクの活用だ」とまとめました。これについて、周副会長は「シンプルは万博開幕式の慣例だ。どの万博の開幕式も国際展覧局のこういったしきたりに従うべきだ。それを踏まえてそれぞれのテーマと主催側の文化などを取り入れていく」と指摘しました。開幕式の進行については、「旗の入場式は、軽快で、シンプルで、スピーディである。その後に主催側と国際展覧局の責任者やゲストが挨拶を行う」と述べました。
さらに、公演についてはピアノ曲や交響楽、歌などは欠かせないもので、内容も柔らかいものがメインだと示しました。
ハイテクの活用について、周副会長は「愛知万博の開幕式は多くのハイテクの内容が盛り込まれた。たとえばSF映像、ハイテクを駆使した環境保護プロジェクトの紹介、ロボットの登場などがあった」と取り上げました。このほか、「創造は万博の魂で、展示品だけでなく、理念の創造も主張している。このことから、開幕式で創造理念が鮮明に出されている点も見るところだ」と強調しました。(朱丹陽)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |