上海市常務副市長でもある上海万博執行委員会の楊雄副主任は30日、「上海万博は、もっとも資金を費やした万博にはならず、上海市はその収支の均衡に努めていく」と述べました。

　この日楊雄副主任は記者のインタビューに答え「一部メディアは、上海万博への投資額は4000億人民元を超えると報道しているが、実際の予算は286億人民元であり、4000億元を超えるなどとは根拠がない。上海市の公共交通設備の整備は都市の発展に必要なことであり、これら整備への投入は元の都市建設計画に盛り込まれていた。上海万博が行なわれなくても、これらインフラ整備の計画は予定通り行なわれていた」と述べました。