日本とアメリカは東京で2日、日米同盟関係の強化に向けた安全保障高級事務ハイレベル協議（SSC）を行いました。

　この日の午前、日本側からは梅本和義外務省北米局長、高見沢将林防衛省防衛政策局長、米側はキャンベル米国務次官補、グレグソン国防次官補が協議に出席しました。

　日本の報道によりますと、協議で、双方はここ数年間のアジア太平洋地域の安全保障環境の変化及び軍縮、核拡散防止などの国際問題における両国の協力問題について討議しました。また、日本側は今年5月末までに、普天間軍事基地の移設場所を決定することを示し、これを理解するようアメリカ側に求めました。しかし、アメリカは基地を沖縄県名護市の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部に移設する現行計画の実施を再び求めました。（翻訳：トウエンカ）