商務省のヨウ堅報道官が20日、北京で「海峡両岸は『経済協力枠組協定(ECFA)』の実行可能性について討議を行い、双方は協定の調印は両岸の経済発展にプラスの影響を及ぼすことで合意した」と述べました。

　『経済協力枠組協定』実施を全面的に評価するため、海峡両岸は共同研究を行い、20日に共同結論と提案を発表し、『経済協力枠組協定』の調印が両岸の経済発展にプラスとなると結論づけました。これに対し、ヨウ報道官は「海峡両岸は異なる方法で研究を行ったが、同じ結論に達した。これは経済協力枠組協定を推進するための理論的な基礎を提供したことになる」と述べました。

　ヨウ報道官は「海峡両岸が経済協力枠組協定の調印プロセスを推進し、双方の経済関係正常化をできるだけ早く実現させ、両岸の特色ある経済協力メカニズムを樹立し、経済の共同発展を促進することを期待する」と述べました。（翻訳：ｈｕａｎｇｊｉｎｇ）