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<ハイチ地震>中国、支援物資を積極的に提供

2010-01-18 16:37:23     cri    

 ハイチ地震発生後、中国政府と社会各界は積極的にハイチに救援物資を提供しています。中国政府による第1陣緊急支援物資がすでにハイチの首都ポルトープランス空港に到着しました。中国各地の住民も中国紅十字会などを通じて支援物資を寄付しています。

 中国政府による第1陣の救援物資を載せた中国南方航空のチャーター機が20数時間の飛行を経て、現地時間17日早朝ハイチに到着しました。重さ90トン、1300万元に相当するこれらの物資には、薬品、食品、テント、衣服、浄水設備、ポータブル非常灯などが含まれています。

 これは中国が約束した3000万元に相当する救援物資の一部分です。中国官員は「中国は被害状況に基づいて、ハイチに引き続きできるだけの救援を提供していく」と述べました。

 すでにハイチに到着した中国国際救援隊はここ数日、地元で医療と救助作業を進めており、現地時間14日から国連ハイチ安定化派遣団本部ビルで救助作業を続けてきました。16日午後、がれきの下から国連のアナビ特別代表と生き埋めになった中国のPKO隊員8人の遺体を捜し当てました。

 国連のパン・ギムン事務総長は17日、ハイチのポルトープランス空港で、メッセジーを発表し、地震発生後、各国の中で、中国国際救援隊が一早くポルトープランスに到着し、救助作業を展開したことに感謝しました。パン・ギムン事務総長は当日、地震で倒壊した国連ハイチ安定化派遣団本部の所在地で救助作業を進める中国国際救援隊員を慰問しました。

 また、中国社会各界は中国紅十字会を通じて、ハイチ震災地に救援物資を寄付しています。2008年四川大地震で大きな被害を受けた綿陽市の2000人余りの教師と生徒も積極的に援助の手を差し伸べ、11万元を寄付しました。綿陽市北川職業中学校の熊元武副校長は、「四川大地震発生後、被害地の人々は世界各国人民からの支援を受けた。こうした愛の心が世界で伝わることを希望する」と述べました。

 寄付式で四川大地震の廃虚から立ちあがった北川の生徒たちは配置の人民に心からの復興を願い、「命は得がたいものだ。生きている限り、われわれは自らの力と愛の心をささげていく」、「ハイチ頑張って」と語りました。(翻訳:トウエンカ)

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