中国外務省の宋涛次官は、カタールの首都ドーハで開かれている「国連腐敗防止条約」の第3回締約国会議で、「中国は条約の実施を審議するシステムの構築を支持する」と表明しました。
同時に、このシステムについて宋涛次官は「このシステムは、条約の履行を確実に促すことを目的にし、内政干渉を行わないことを前提にしなくてはならない」と指摘しました。また、宋次官は、中国が条約の履行で取った新しい進展を紹介した上で、「世界各国が連携して国際的な腐敗防止を促していく」という中国政府の立場を示しました。さらに、「犯人引き渡し、司法共助、資産返還などで国際的な協力を強化して、世界経済の回復と発展のために、清廉潔白で透明な法的環境を作ろう」と、各国に呼びかけました。(朱丹陽)
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