北京第2外国語学院の日本語学院設立大会が16日、同学院の勤学ホールで行われました。これにより、同学院の日本語学部は正式に、日本語学院(北京第2外国語学院に所属する2級学院)に昇格しました。
1964年に設立された北京第2外国語学院の日本語学部は一貫して、日本語教材の編纂や、学生の日本語の学習における「聞く」「話す」能力の育成を重視していることから、日本語教育圏では名門校の一つとして数えられます。また、名古屋大学や愛知大学、京都外国語大学など日本の各大学との友好交流を保っており、中日間の教育分野における交流にも大きく貢献してきました。同学部が学院に昇格したことで、日本語教育の更なる強化や新入生募集の規模を徐々に拡大される見込みです。
かつて中国日本駐在大使を務めた国務院台湾事務弁公室の王毅主任や中国共産党中央連絡部の劉洪才副部長、中国中信集団(CITICグループ)の常振明総経理などの卒業生がこの日、大会へ祝辞を送ったほか、日本の中国駐在大使館広報文化センターの横井理夫一等書記官、国際交流基金北京日本文化センターの藤田安彦所長、中日友好協会の袁敏道秘書長、北京市友好協会の張賽娜副会長、北京第2外国語学院の周烈学長などが、この設立大会に出席しました。(編集:洋 チェック:大澤)