中国疾病コントロールセンター流行病学の首席専門家・曽光氏はこのほど、「海外渡航による新型インフルエンザ感染例の増加によって、中国大陸では、2次感染のリスクが日増しに増加している。これに対し、政府は対策をとっており、国民は慌てる必要がない」と語りました。
記者のインタビューに答えた際、曽光氏は「新型インフルエンザの感染が発生して以来、中国を含む一部の国は厳しい予防措置を講じており、未だに国内での二次感染例が見つからない」と語りました。
曽光氏はさらに「当面の情況からみると、国内での二次感染が発生しても、コントロールできる。しかも、大多数の感染例は自治に治るか治療できるので、国民は過度に心配する必要はない」と語りました。
ちなみに、27日報告された福州と上海の2人の疑い例は確認され、28日午後まで、中国大陸で海外渡航による新型インフルエンザ感染者は15人に達したということです。さらに、28日、広州と上海はそれぞれ1人の海外渡航による疑い例を報告しました。(05/29 翻訳者:Lin チェッカー:吉田)
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