世界最大の調査会社エーシー・ニールセン（ACNielsen）がこのほど上海で発表した2008年広告費用モニタリング調査結果によりますと、2008年中国の広告費用は5200億元を超え、一昨年の同じ時期より17％増えたということです。

　去年の四川大地震や乳製品の安全問題、国際金融危機などの影響を受けて、広告業は苦境にあったものの、テレビ、新聞、雑誌の3大メディアにおける広告額は依然として高く、テレビCMは広告総額の83％で、新聞と雑誌はそれぞれ15％と2％を占めたということです。

　去年、広告量が最も多かった商品は、医薬品やサプリメント類、化粧品類、飲料水、商業・工業・農業、食料品でした。北京五輪の開催をきっかけに、観光業の発展が広告業に刺激を与えたと見られています。（０３／２４　翻訳者：Lin　チェッカー：大澤）