バングラデシュの警察当局は1日、謀殺罪と放火罪で、1000人あまりの歩兵隊員を起訴しました。これらの歩兵隊員は2月25日の反乱に参加したという容疑で、特別法廷の審判を受ける可能性があるとされています。

　バングラデシュの軍当局によりますと、政府が特別法廷を開設して、速やかに審判を行い、処罰を下します。さらに、ハジナ首相による赦免で、クーデターを起こし、歩兵隊の指揮官を銃殺した兵士は含まれていないということです。

　また、ハジナ首相はこの日、南アジアを担当するアメリカのバウチャー国務次官補と電話会談し、犯罪捜査にFBI・アメリカ連邦調査局の協力を求めました。

　この日、バングラデシュ外務省は、バウチャー国務次官補は、支援を行いたいというアメリカ政府の意向を示したと伝えました。（朱丹陽）