中国衛生省の毛群安報道官は10日北京で、「中国は観光を名目としてほかの国へいき、臓器の移植手術を受けることに反対する」と改めて表明しました。

　このほどメディアによりますと、一部の外国人が観光客として中国を訪れて腎臓や肝臓などの臓器移植手術を受けましたが、これについて中国衛生省は関係部門と共に調査を行い、関連規定に違反して臓器の移植手術を行った医療機関を厳しく処罰しました。

　毛群安報道官は、これについて「臓器の不足状態は、臓器移植分野が直面する厳しい問題だ。しかし観光客として外国へいき、そこで臓器の移植字手術を受けることは臓器移植における正常な秩序を乱すものだ。各国はWHO（世界保健機関）の規定に基づいて、住民が外国で臓器移植手術を受けることを防ぐべきだ」と語りました。（02/10　翻訳者：Lin）