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中国外貨準備高の減少は異常ではない

2008-12-25 15:43:07     cri    



















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 中国国家外貨管理局の関係筋によりますと、中国の外貨準備高が57ヶ月増加し続けてきましたが、今年10月に初めて前月を下回ったことがわかりました。その原因には、外資の撤収や人民元切り下げの観測などが挙げられますが、金融危機の下で、外貨準備高の小幅な減少は異常ではないと見られています。

 2003年12月から、中国の外貨準備高は速いスピードで増加してきました。中国中央銀行のデータによりますと、9月末現在、中国の外貨準備高は1兆9000億ドルを超えており、世界一位になったとのことです。しかし、10月以降、前の月より下回り始めました。その原因について、中国国家情報センター経済予測部の張勇軍氏は、ドル高と人民元の切り下げに対する見込みが強いからではないかと見ています。

 張勇軍氏は、「10月にドルは大幅に上がった。わが国の外貨準備高はドルのほか、ユーロや日本円などからなっているため、これらの外貨がドルに対する値下げが外貨準備高減少の主な原因である。ここ数ヶ月の間、人民元値上げに対する予測が弱まっており、人民元対ドルの為替レートは基本的に安定しているが、小幅に起伏することがあった。それで、一部の企業は商品の輸出後、外貨を人民元に変える意欲が強くなくなっている」と話しました。

 また、中国の外貨準備高の減少は、一部の外資が中国から撤収した背景もあると張勇軍氏は見ています。中国招商銀行の外貨アナリスト、劉東亮氏も同じような見方を持っています。劉東亮氏は、金融危機による世界的な流通縮小が一部外資の流出を招いたと指摘しました。

 劉東亮氏は、「われわれの観測によると、9月には流入する外貨がまだあった。10月から流出一方になっている。それは、一部の外資系機構が資金を中国から本社に回したほか、中国の一部の国内企業による資金流出も排除できない。世界範囲から見れば、現在、これらの資金の流出先はアメリカの国債市場となり、その中には、中国の資金もきっとあるに違いない」と語りました。

 実は、資金の流出は中国だけではありません。インドや、パキスタン、韓国などアジアのほかの国でも同じような現象があったということです。

 現在の資金流出について、専門家は、「これは中国の資本の流れに根本的な変化が起きたことを証明できないだけではなく、中国経済に対する国際資本の信頼が動揺した証しにもなれない」と見ています。中国国家情報センター経済予測部の張勇軍氏は、「外貨準備高の小幅な減少は中国にしては正常なことである。人民元の値上げによって、外資が中国に大量に流入したため、外貨準備高は急速に増加した。それが人民元値上げの圧力になってしまったのである。外貨準備高はそれほど速く増えず、大体安定した規模を維持することができればいいと思う」と語りました。

 張勇軍氏はさらに、外資の流出が短期間なら中国の資本市場や不動産市場に影響をもたらすはずだが、現在、その影響がまだ明らかに現れていないとしています。

 外国資本の撤収について、中国外務省、公安省、商務省と司法省は先週、共同通知を出しました。当事者の経済損失を最大限に減少するために、非正常的な形で撤収する外資に対しては、国際訴訟を起こすとしています。(翻訳:王丹丹 チェッカー:吉田)

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