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孔子学院、世界文化の多元化を促す

2008-12-10 12:57:10     cri    

















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 第3回孔子学院大会が9日、北京で開かれました。世界各地にある孔子学院の院長や、国内外の大学の学長ら500人余りが出席しました。中国の国務委員、孔子学院本部理事会の劉延東理事長が開会式で、「言葉や文化は各国国民の友情や信頼を深める架け橋であり、孔子学院の設立によって、世界文化の多元化発展を促したい」と挨拶しました。

 孔子学院は、海外で中国語教育や中国文化を普及する中国の専門機関であり、最初の孔子学院は2004年11月、韓国のソウルに設立されました。ここ数年で、世界78の国と地区に設立され、各国の人々が中国語を勉強し、中国を理解する格好の場となっています。これについて、劉延東理事長は、「いま、中国は78の国と地区に、249ヶ所の孔子学院や孔子教室を設けた。それぞれ地元の状況に基づいて柔軟性のある教育方法を採用し、大学生、中小学生や住宅団地の住民、企業の職員に対して、6000種以上ものさまざまな中国語講座を設けた。また、登録学生数は13万人に達し、140万人以上の人々が豊富多彩な文化交流活動に参加している」と語りました。

 世界各地にある孔子学院は地元の現状に合わせて、特色溢れる中華文化の講座や活動を行っています。例えば、イギリスロンドンのサウスバンク大学にある孔子学院は漢方医学の教育を主としており、現地の住民に好評を受けています。ノルウェーのベルゲン孔子学院は中華武術を重視し、太極拳や、少林拳の授業を設けました。ニュージーランドにある孔子学院は、2008北京オリンピックに参加するニュージーランドのスポーツ選手や審査員に、中国語の特訓講座を行ったということです。

 イギリスのエジンバラ大学のオシェア学長は記者のインタビューに対し、「孔子学院の設立は、地元住民の中国への理解を深めた」と語りました。

 「我が孔子学院は今年中国文化年を行いました。10ヶ月の期間中、115のイベントを行い、1万7千人が参加してくれました」。

 国際交流の基盤を作るため、孔子学院はアメリカ、イギリス、日本などから、1500人以上の小中学校の校長先生を中国訪問に招きました。また、40以上の国と地区で2万人余りの中国語教師を育成し、150の国と地区に中国語教師やボランティア4000人近くを派遣しました。

 孔子学院の教育レベルを高めるため、孔子学院本部は世界43の言語による中国語教科書や辞書の編集に取り組んでいます。さらに、来年から孔子学院奨学金を設立して、外国の中国語教師や孔子学院の学生及び留学生3000人を中国に招く予定です。

 劉延東理事長は開会式で、「経済グローバル化の中、言語や文化は各国の人々が友情や信頼関係を深める架け橋になる」と語った後、

 「孔子学院を通じて、外国の人々に中国を理解してもらい、開放的な姿勢で他国の文化や言語を受け入れて、世界文化の多元化発展を促していきたい」と語りました。(12/10 翻訳者:Lin)

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