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西双版納(シーサンパンナ)は中国雲南省の南の辺境に位置し・東はラオス・西はミャンマーに隣接します。シーサンパンナとは泰族語で「12の千田」の意味で「千田」は泰族の水田の広さを測る単位でした。後に行政区域を計算する単位に変わり「シーサンパンナ」は「十二の行政区域」と言う意味になります。然し地元のガイドの説明では、12の少数民族が居住しているので、ここでの地名の由来は「12の少数民族」だと言います。俗に「麻薬産地の三角地帯」で知られています。以前はシーサンパンナの交通は不便を極め昆明から悪路を一週間かけて、やっとシーサンパンナに入るのが普通でした。

現在(1999年)では昆明飛行場から西双版納の建城・景洪飛行場まで、45分です。ただし夜間フライトで西双版納に到着します。現地の人の話では、昆明?西双版納の間には軍事基地が建設されているからだと言います。真偽の程は解からないです。なぜなら、帰路の行程は日中に飛行しました。建城・景洪は活気に溢れホテル建設でゴッタ返し、ホテル建設の数も『凄い』の一言です。将来の観光地としての期待度が解かります。
橄欖は・メコン川の上流にある、清明節の10日前後・泰族の伝統的な正月で「水かけ祭り」で有名です。泰族の正月(太陽暦の4月13日?15日ころ)2日に人々は水を持って仏教寺院へ行き、まず仏像に水をかけ、その後、互いに水をかけあいます。中国語で「溌水節」と言い、観光客用に常時行われています。
曼閣佛寺・メコン川の上流の北岸にあります。清代創建の小乗佛教の寺院です。当地の寺院の中心的な存在です。

曼飛龍塔・曼飛龍村の背後の山にあります。大小9つの塔からなり塔身が雪のように白く・尖塔が金色に輝きます。地上に頭を出した玉筍のように見えるので"筍塔"とも言う(1203年)に磚と石で築いたと言います。小乗仏教の建造物です。塔基は平面八角形、高さ1m余の須弥座で、外側に八ケ所の佛龕があります。それぞれ漢白玉石製の仏像を安置しています。
景真八角亭・建城西方14kmの景真山にあります。(1701年)の建立です。基壇は磚積みで『亜』 の字形の須弥壇です。壁の内外に漆喰を塗り、さまざま色ガラスをはめ込み金紛と銀紛で花・動物・人物の図案を画き、目を奪わんばかり!華麗の一言です。泰族の仏教建築の逸品です。一見の価値有りです。此では幼年から少年僧まで多く修行僧がいます。絶対してはいけない注意事項があります。それは可愛さで少年僧の頭を撫でる事です。「頭を撫でる事」は僧を侮辱する事に等しいです。注意したいです。
熱帯植物園・アジア最大の熱帯植物園・(1958年)開設します。面積130ha餘り。貴重な植物、1000種以上です。圧巻は"ダンスをする木"木は約1m足らず10本位です。木に向い歌を歌うと踊りだします。と言うより、揺れ動き出す、世にも珍しい木たちです。地元の人びとは『踊る木』と呼んでいました。
観光途中、と或る少数民族の小さな部落に家庭訪問をする(有料見学)機会を得ました。無造作に樹木で設けられた掘っ立ての家、部屋の中にはテレビとベットです。食器が少少です。この二階には釜戸に残り火があります。今さっきまで食事中だと思われます。敷居の隙間から階下に何か動く者が見えました。よーく見ると豚が数頭です。人間と動物との一種共同体です。トイレを催してきたので女住人に聞く、外の草むらを指差します。

ここは別世界です。別天地です。素足の子供達がドヤドヤと周り着く、手に手に自家製のみやげ物らしき物体です。丁度今は学校が休暇中と言います。校舎を見学させてもらいます。生徒14,5名用の樹木を並べた椅子、机。絵になります!。 しかし、なぜかシャッターを切る気持ちになれないです。先ほどの女主人が "綺麗な普通語"で話し掛けた来ました。オドロイタ!。手製の金物細工を見せます。2元でブレスレット(?)を買います。漢民族化する少数民族です。自分達の民族習慣も忘れ去るのも時間の問題でしょう。
シーサンパンナの旅も終盤、ホテルから景洪飛行場へと車を飛ばします。途中、一面広大な湖に出会います。道路両橋サイド、湖面にプカプカ家の屋根らいき物が浮いています。無いはずの湖水!早速、中国旅行には常備してる 『中国交通営運里程図』を取り出します。地図に無いです。運転手に聞くと「数日前の豪雨で、この状態です、瀾滄江の下流に流れるまで時間がかかるでしょう。」
日本では考えられない自然に対する考え方です。日常茶飯事の洪水の対処などです。大陸の凄さを感じました。
日本を経ち昆明?シーサンパンナに出発直前、中国朋友が私に忠告を与えてくれた。"昆明~シーサパンナ飛行場の待合室で見知らぬ人から、「次の飛行場まで、この手荷物を持って下さい」、と人が話し掛けて来ても、絶対に預からない事です。運び屋に利用されたら即刻、銃殺刑ですよ。待った無しだから。世界一の麻薬産地に近い三角地帯、それなりの人種が集る場所だから"。
西双版納の旅も終わり、午後1時過ぎ、西双版納の景洪飛行場で、民航機場管理建設費も支払い待合室で今朝の新聞を開いて読みます。スッーと右横に人の気配を感じました。男が一人坐り "昆明行きの登乗券は同じでしょうか" 訛りの無い流暢な普通話。場所が場所だけに一瞬ドキッ!来たナッ!。眼鏡を掛け痩せた一見紳士風の男・・・・・。要注意! 話してみると男は日本の事情にかなり詳しいです。昆明農業関係の大学に勤務と言います。 ふうーッ。 世界花博覧会のホットな話題で一時を過しました。
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