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2時間目 <中日カルチャーショック>7回目 「無縁社会」に突入しつつある中国と日本

2018-02-26 18:00:17     cri    


 「ハイウェイ北京」、月曜日の2時間目には、<中日カルチャーショック>の拡大版をお届けします。近くて遠い国と呼ばれる中国と日本、身近なようで、大いに異なっている相手国の文化、習慣、考え方にスポットを当ててご紹介します。7回目は、「無縁社会」に突入しつつある中国と日本にクローズアップします。興味お持ちの方は是非最後までお聞きください。

 「無縁」とは、日本語では人と人とのつながりがなく、人間関係が希薄な孤立した状態をいう。無縁社会では、老いても手をさしのべてくれる人はなく、孤独死に至る場合もある。いま、「無縁社会」という現象は広く関心を集めています。日本では「無縁社会」という書籍さえ出版されました。それによりますと、日本では、毎年約3万2千人が孤独死しています。かつては普通の生活を送っていましたが、年を取るにつれて徐々に社会から孤立し、最後は孤独のうちになくなったという人々です。似たような問題は中国でも兆を見せています。出生率の低下と高齢化がますます深刻化し、人間関係がますます希薄化し、功利主義的になっています。しかし、中国でも、日本でも、かつては儒教思想の影響を受け、義理や人情が文化を構成する要素になっていましたが、今や伝統的な家庭の崩壊と人情の希薄化という困った局面に陥り、無縁社会へと姿を変えつつあるなんて、経済発展と現代化の真の意味をもう一度考え直す時を迎えているのではないかと思います。

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