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中日国交正常化45 周年を迎え、私が望む中日関係、あるいは私が考える中日の未来 結婚しよう! 東華大学 劉淑蕓

2017-10-11 18:28:52     cri    

 「ええ?そうなの?」ネットニュースを見ていた私は驚きました。

 最近、中国で「日本人の男に中国で死刑執行、大量の覚醒剤売買。」というニュースが報道され、中日両国の人々の関心を集めました。「日本人はどう思う?厳しすぎる?許してやってほしい?」私はこの記事を見るや否や、中日関係に悪影響が出るのではないかと落ち着かなくなり、日本のウェブサイトでこの記事を探しました。しかし、日本人のこの件に対する態度は予想に反するものでした。「事実なら仕方ない。」「面倒かけてすまないね。」「日本も厳罰化が必要かも。」等のコメントを見た私は、「ネットがあるっていいなぁー。お互いの考えを直接確認できて。心配が杞憂だったみたいで良かった」と思いました。

 昔は遣唐使で、今はネットで、何が起きても中日の交流が途絶えることはないと思います。昔は国のリーダーが交流していましたが、今は一般人も他国の人と交流できます。私は日本語科の学生として、未来の中日交流の架け橋となる責任を担っています。大学一年の時、私は大学の交流プログラムに参加し、沖縄大学の学生と交流しました。その時、日本の学生達によく中国の魅力について聞かれました。「え?たくさんあって難しいです。

 故宮とか、万里の長城とか・」あの時はこう答えましたが、交流会終了後、改めて考えてみました。

 今の中日両国民の交流機会はますます増えており、特に互いの国を旅行する人々が多くなっています。日本人に深く中国を知ってもらうためには、単に観光地の名を挙げるだけでなく、そこに潜む中国の精神的魅力や長い文明も薦めるべきでした。古代人はなぜ万里の長城を建て、どう万里の長城を建てたのか、自国を愛し、自国を敬い、自国を強くするために懸命に努力してきた中国人の姿、このような文明と精神こそ、中国の魅力だと思います。互いの魅力を分かり合えば、中日関係はより親しくなれます。遣唐使の派遣以降、まるで彼氏が彼女に気を配るかのようになり、今の中日関係は恋人同士のように見えます。

 漢――中日の初めまして。: 「お前、新しい国か?」「私は日本。」「日本、か?いい名前だな。心配するな、俺はいつも君のそばにいるよ。」

 唐――ますます親密になりました。: 「すごい!中国、たくさん知識を持ってる!私に教えて。」「いいよ。俺の知ってるもの、君に教えてやろう。」「ありがとう!」

 清――たまには食い違いも起きました。: 「何してるの、日本。」「私は西洋の新しい本を読んでるの。中国も読む?とても良い本よ。」「結構。俺の知ってるもので十分だ。」

 第二次世界大戦――別れてしまいました。: 「もっと、力が欲しい!」「やめろ!日本!」「中国を超えて、私は強くなる!」

 新たな中国が成立――また仲良くなりました。: 「すみません。」「大丈夫。自分の間違いに気づいたならそれでいいよ。」

 近い未来――結婚しよう!: 「君がいてくれて嬉しいよ。」「こちらこそ、これからもよろしくね。」

 結婚後――二人揃って学び合い、そして時々喧嘩もします。: 「見て!このハイテク、すごいわね!」「そうだね、俺達も頑張るぞ!」「あ、日本!また俺のものを使ったのか?」「あ、う、うん。」「何度も言ってるだろ、俺のを使うなって。」「なんでそんなに怒るの?」

 結婚しても、幸せになれるとは限りません。未来を予想するのは難しいです。しかし、国の立場では揉め事も起こしながらも、両国は互いに助け合ってきて今に至ります。日本語ができなくても、一般人の立場でメディアを通して、互いにより深く理解し合うことが可能です。また、日本語科の学生は自身の日本語力を高め、中国の本当の魅力を日本人に伝えていくべきです。そうすれば、中日はずっとお互いのそばに寄り添って未来へと歩んでゆけるはずです。

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