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話題1:人気上昇中の中古品売買
「衝動買い」してしまう人は、実際には、必要でない物を買ってしまうことが多く、そして返品できる期間をとっくに過ぎて、ホコリをかぶっている物がたくさんあるという人も多いでしょう。そのような物はどのように処理したらいいのか、誰かにあげればいいのか、それとも捨ててしまえばいいのか。その答えは、どちらも「NO」です。今、中国では、多くの人が「フリマアプリ」を活用しているからです。「フリマアプリ」と言っても、中古品売買は今に始まったわけではなく、インターネットが登場してから、さまざまなサイトに書き込みをして、家にある使わなくなった物を売る人が多くいました。近年は、アプリが急速に発展し、各種「フリマアプリ」が続々と登場しています。
話題2:ニュー中産階級
日本では、中産階級はどんな人ですか。実は中国では、このほど、人材募集サイトが「中国ニュー中産階級調査研究報告」を発表しました。それによりますと、年収10万元(165万円)から50万元(825万円)の人々を、新鋭中産、言わば、ニュー中産階級と定義しています。
中国の古いことわざには、「家家有本難念的経(どの家にも読みにくいお経がある)」というのはあります。つまり、どの家にもそれぞれ言いにくい事情があるという意味です。どれくらい収入があれば中産階級か、どれくらいの人々が中産階級に数えられるのかは、実際のところ統計上の意義しかないでしょう。具体的な各家庭の幸福感は、統計の数字とはおそらく対応しないし、収入が基準に達しても悲壮な気持ちの人もいるでしょう。基準に達していなくても幸福を感じる人もいますし、つまりニュー中産階級の正確な線引きの基準を見いだすことは実際には難しいとみられています。
話題3:中国人から見た日本の駅弁
新鮮な食材を使い、ヘルシーで、きれいに盛り付けられた日本の「駅弁」には、北は雪国の北海道から、南は鹿児島まで、各地のグルメと文化が詰まっており、新幹線の風物詩となっています。北海道の海の幸、仙台の牛タン、名古屋コーチン、神戸ビーフ、広島のウナギなど、思い付く日本のグルメのほとんどを「駅弁」で味わうことができます。列車に乗って車窓からきれいな景色を見ながら、おいしい駅弁を食べるというのは、日本を訪れる外国人観光客にとっても、独特の体験で、至福の一時といえるでしょう。また、「駅弁」は単に「お腹を満たす」ためのものではなく、各地の文化の窓口、代名詞代わりとなっており、次にまたその都市にやって来て現地の食文化を体験してみたいと旅客に感じさせる存在となっています。
いま、中国では、高速列車が走っています。高速列車では、15元から80元、つまり日本円で、250円から1200円まで、各ランクの弁当が販売されていますが、日本の駅弁のように各地の特色に満ち溢れた弁当は少ないです。高速列車の時代、中国の駅弁もバラエティに富んで、もう少し工夫され、列車のスピードについてきてほしいのですね。
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