1時間目　春節の海外旅行VS中日アニメ産業の現状

　＜ライフマガジン＞

　話題1：二人っこ政策実施1年

　春節（旧正月、来年は1月28日）まで1カ月を切り、海外旅行の予約がピークの時期を迎えています。ビッグデータ報告の予測では、2017年の春節では、中国の海外旅行客がのべ600万人を超えるということです。具体的にみると、17年春節には東南アジアが一番人気の高い旅行先となり、旅行客の30％以上を占めることが予想されます。12月中旬までのデータをみると、10大人気海外旅行先はタイ、日本、米国、シンガポール、オーストラリア、マレーシア、韓国、インドネシア、フィリピン、ベトナムだということです。

　話題2：中国と日本のアニメ産業の現状

　「アニメ王国」である日本は、アニメや漫画などを通じて、商業利益を得るだけでなく、文化の輸出にも成功しています。中国のアニメを見ると、「モンキー・マジック 孫悟空誕生（原題：西遊記之大鬧天宮）」（2014年）などの作品が世界でもヒットし、現在、アニメの生産量は世界一を誇るようになっています。このように、非常に順調に発展しているように見えるものの、実際には日本と中国のアニメ界は両方困難に直面しています。

　2時間目：＜中国の春節＞第3回　春節の郷土料理と外国人の春節計画

　2017年を迎えました。今年、中国の旧正月、春節は1月28日ですから、今月の｢ハイウェイ北京｣、月曜日の2時間目には、スペシャルシリーズとして、｢中国の春節｣をお届けします。今日は３回目、中国各地の春節郷土料理や中国にいる外国人の春節計画にクローズアップします。ぜひ最後までお聞きください。

　子どもの頃の味覚の記憶は故郷の記憶として、故郷を離れて働く多くの人の思い出を呼び起こしています。春節間近ですが、子どもや孫に対する高齢者の思いや、家を出た家族に対する思いなどが年越しの料理にはこめられています。春節のごちそうは年越しに帰省する中国人にとってもっとも懐かしい故郷の味であり、家への思いが含まれているのですね。