①【顧村公園】
宝山区にあります。長年丹精込めて育てられた園内の桜はすでに28品種4000本近く、総面積約13万平方メートルに達しています。桜祭りの開催は2015年で5回目になります。上海市民にとって、顧村公園での桜の花見は風物詩になりつつあります。
②【辰山植物園】
松江区にあり、オープンは2011年1月。1号門東側に6000平米の桜園があります。世界各地の桜の木の原種などを中心に、約60種類、1000あまりの桜が植えられています。中国、オランダ、ドイツ、日本が原産地だということです。
③【上海植物園】
徐匯区にあります。上海で最も桜の木が密集しているエリアの一つです。日本遅咲き桜、早咲き桜、豆桜、八重紅大島桜など20あまりの品種があります。白やピンクの花のみならず、緑の御衣黄(ギョイコウ)、真っ赤な「紅葉桜」などもご覧いただけます。
桜園はバラ園の中にあり、2号門から入園して西へと15分ほど歩くと到着します。
④【中山公園】
長寧区にあります。ここでの桜の栽培には100年の歴史があると言われています。1914年、日本が青島を占領した後、日本本土から2万本余りの桜の苗木を中国に持ちこんだのがきっかけだそうです。美しい桜並木があります。
⑤【同済大学】
楊浦区四平路1239号。200本余りの桜並木があります。4月初めの開花と共に、キャンパスが幻想的なムードに包まれます。
⑥【世紀公園】
浦東新区錦繍路1001号にあります。毎年4月初めにオープンします。広さ約1000平米。主として、鏡天湖西南部の春園に集中しています。
⑦【襄陽公園】
徐匯区淮海中路1008号。3月下旬にオープン。日本の友好人士が寄贈した桜が植えられていますが、規模は小さいです。
⑧【闵行体育公園】
闵行区新鎮路456号。3月下旬から4月上旬までに桜が開花します。1000メートルの桜並木が見どころです。
このほか、大寧霊石公園(闸北区广中西路288号)、青海路城中桜大通り(黄浦区青海路)、世紀大通り桜園などでも桜の花見ができます。
写真は2015年3月11日の上海青年報から。早咲き桜開花にシャッターを押す市民。
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