jpjingji20141021
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1時間目【チャイナエクスプレス】第34回北京国際マラソン、現場からのリポート
担当:高橋恵子、王小燕
北京の西郊外にある香山では今年も「紅葉祭り」が始まりました。先週の日曜日はあいにくスモックの天気でしたが、香山公園へ行く道は溢れんばかりの観光客でにぎわっていました。
一方、同じ日、北京市内では淀んだ空の下でもう1つ大きなイベントが開催されました。第34回北京国際マラソンです。今回はこれまでのミニマラソンがなくなり、ハーフとフルのみ。世界各地からの3万人の出場者のうち、26000人がフルに参加しました。
前の日まではまぁまぁの空模様でしたが、当日日曜日の朝になると北京は淀んだ空気に包まれました。予定通りに出場するか、棄権するか、迷いはなかったのか。フルマラソンを完走した高橋恵子アナが大会が終わった後、出場者の皆さんにマイクを向けてみました。
大気汚染ばかりに注目が集まる大会でしたが、今回の北京マラソンのオペレーションはこれまでの大会と比べて大きな変化があったようです。この番組でしか聞けない42キロを走ったランナーの生の声をぜひお聞きください。
2時間目【CRIインタビュー】(大野清司のテレビ人生~その④ 中日合同制作『万里の長城』、成功の秘訣は)
聞き手:王小燕
中日合同制作による大型ドキュメンタリー『万里の長城』(中国名:『望長城』)は1986年に企画書ができましたが、その後、様々な事情があり、実際に撮影が始まるまでには4年もの歳月がかかりました。
さて、いざ撮影に入りますと、当然、双方のスタッフが現場でぶつかることもありました。そんな時、どのような工夫と模索で乗り越えてきたのでしょうか。企画段階からかかわり、撮影時は現場プロデューサーとしてずっと中国にいた大野さんに当時、現場で起きたことを振り返っていただきます。
一方、フィルムで撮影した『シルクロード』、『大黄河』に続けて、『万里の長城』は中日双方がVTRで撮影した初の合同制作でもあります。後に、中国のドキュメンタリ制作史において、一里塚的な意義を持つようになったこの作品。放送が終わってもう20年余り経ちますが、当事者たちにとって、当時の感動は少しも薄れていないようです。
『万里の長城』の撮影現場でどのような困難があり、それをどのように克服したのか。どうやって心を1つにして制作に取り組むことができたのでしょうか。今回も大野さんのお話をお楽しみください。
【プロフィール】
大野清司(おおの きよし)さん
1949年、東京都生まれ。
東京大学卒業後、1974年に株式会社TBS映画社(現社名:TBS VISION)に入社。主にドキュメンターリ番組のディレクター、プロデューサーとして番組制作に係わる。特に、1979年からは海外取材番組を担当し、世界60ヵ国を取材。
【主な担当作品】
・『美をもとめて』シリーズ、『世界の子供たち』シリーズ
・『世界めぐり愛』シリーズ、『世界遺産』シリーズ
・『遥かなるアンコールワット』、映画『敦煌』公式記録VTR
・中日共同制作『万里の長城』(日本TBS&中国CCTV)
・TBS開局40周年記念番組『日本海大紀行』
・『緒形拳:シルクロード列車の旅』
その他、多数
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