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ボアオ・アジア・フォーラム記者日記4 ーー記者も互恵協力(!?)の取材現場

2014-04-10 10:48:32     cri    

(海南島・ボアオの9日の天気:晴れ☀)

 中国国際放送局の取材陣は出発前に、微信(Wechat)に「ボアオ・アジア・フオーラムCRI記者グループ」を立ち上げ、記者同士で常に情報交換を心がけています。


会場に設置された携帯の充電スタンド

 取材が始まると、CRIの記者だけでなく、会場やレストランで他のメディアの記者にも気軽に声をかけられたり、こちらからも声をかけたりするようになりました。


分科会の入場を待つ記者の列

 今日午後、ある分科会の会場を出ると、取材中の記者の集団があり、その真ん中には、記者にぎっしりと囲まれている代表がいました。その代表の名前すら知りませんでしたが、とりあえずマイクを差し出しました。

 すると、代表に近いところに立っている若い女性記者が、私のマイクを「持ってあげる」と合図してくれました。インタビューが終わるまでずっと持っていてくれたので、本当に感謝しています。

 話を聞いてみると、記者たちに囲まれていたのは、台湾両岸共同市場基金会の陳徳昇執行長だということが分かりました。海峡両岸の貨物貿易やサービス貿易の今後の一層の発展を目指し、台湾から金融界や中小企業などの代表35人が今回のボアオ・アジア・フォーラムに参加していて、大陸の関係者とフランクに交流し、よりワイドな視点で、ウィンウィンな関系を構築していきたいと語っていました。

 また、午後5時30分からは、福田康夫ボアオ・アジア・フォーラム理事長、曾培炎元副首相らが参加する分科会、「アジア経済展望2014:ボアオ・アジア・フォーラム理事対話」を取材しました。

 記者席の数が非常に少なかったのですが、運よく1席確保できました。取材機器のマイクを持ちつつ、一番最初に発言した福田元首相の話をパソコンにメモろうとしていると、隣にいるイケメンの外国人記者がマイクと取材機器を持ってくれると言うのです。うれしかった!

 たどたどしい英語で、「I'm sorry.Thank you.」と、お礼を言うと、なんと!向こうから非常に流暢な中国語で、「どのメディアの方なの?」と聞いてきたのです。記者証を見せると、「ああ!CRIね。僕はタス通信なんだ。」と気さくに答えてくれました。

 大勢の人に助けてもらい、今日1日の取材も無事に終わりました。取材日程が半分過ぎ、疲れも溜まってくる頃です。でも、記者たちの協力し合う精神に感動し、私もがんばりたいなあと思いを新たにしています。


コーヒーコーナー

 最後に、前の日記で、記者向けのレストランが狭いと書きましたが、間違いました!発言を撤回するとともに、お詫びします。レストランの内部は確かに広くありませんが、何と、ドアから出ると、室外にも多くのテーブルが用意されていました。ここでは、木漏れ日を浴びながら、優雅に食事ができます。大きな発見でした!(ZHL)

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