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「海宝の世代」、万博ボランティアに注目

2010-05-31 16:40:32     cri    
























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 上海万博では、様々なパビリオンやハイテクは主な見所となっていますが、もう一つ特別な風景が人々の注目を集めています。それは万博ボランティアです。ボランティアのユニフォームは緑と白を交えた色なので、人々に「白菜」と親しみを込めて呼ばれているんです。万博の184日間に7万人の会場ボランティアは交替で来場者にサービスを提供しています。そして、万博開幕後の2週間、第1陣のボランティアはお別れの日を迎えました。

 上海同済大学の学生吉莉さんは上海万博の会場ボランティアとして、5月1日から16日までの2週間、万博会場Cゾーンで働きました。万博会場では、多い時には30万人以上が会場を訪れています。ボランティアたちは毎日無数の質問に答えて、しかも、ほとんどは同じ質問の繰り返しです。それぞれのポジションがありますので、2週間ぐらい会場で仕事しても、パビリオンなどを見学する余裕がなかなかないようです。お別れの日を前に、どんな気持ちなのか、吉さんに伺いました。

 「寂しくて寂しくて、離れたくないんですよ。ここにいる毎日はとても楽しかったです。もちろん疲れることは疲れますけど、やり甲斐が感じられます。お別れかと思うと、食欲がなくなりました。食事の時間も削って最後まで仕事したいと思います」

 ところで、ボランティアたちは午前中は学校で授業を受けています。それから午後3時から夜11時までは万博会場で仕事します。学校の寮に戻るのは、いつも夜中になります。吉さんたちが勤務する万博会場のCゾーンは来場者が一番集まる場所で、僅か2週間で沢山の来場者にサービスを提供し、多くの友達を作りました。これは何よりも貴重な贈り物でしょう。

 これについて、吉さんは「沢山もらったと思う。多くの来場者は笑顔で私と一緒に写真をとってくれたし、沢山のお友達が出来た。非常に充実している。ボランティアの仕事は疲れたけど、人々の笑顔を見ると胸いっぱいになる」と懐かしく語りました。

 来場者に行き届いたサービスを提供する一方、ボランティアたちはチームワークを非常に重視しています。男子学生は進んで女子学生を手伝い、各チームのリーダーはメンバーの体の具体や休憩時間に気を配っています。吉さんのチームは優秀ボランティアチームにも選ばれました。協力して何かひとつのことをやり遂げる楽しさを経験し、社会人になってからも役立つ経験です。しかし2週間があっという間に過ぎてしまいました。ボランティア生活と別れる日、第一陣のボランティア達はみんな交代者に自分の経験や感想を伝えて、高い期待を寄せました。第一陣ボランティア周春玉さんの話です。

 「まだまだ残りたいけど、お別れの日がやってきました。昨日、みんなは宿舎で相談しました。私たち第1陣ボランティアの経験をまとめて、次のボランティアに伝えます。そして、私たちの不足などを反省して、交代者に伝えます。すべての来場者に上海万博を思う存分楽しんでもらうことが、私たちの夢です!」

 上海万博の会場ボランティアはほとんど1990年代生まれの若者で、中国では「90後」と呼ばれています。そして、上海万博の開催をきっかけに、彼らは「海宝の世代」とも呼ばれるようになりました(海宝は上海万博のマスコット)。朗らかで情熱的、万博がこれら中国の若者に残した精神的な財産はきっと彼らの人生に大きな影響を与えるだろうと思います。上海万博を訪れるチャンスがございましたら、ぜひ会場内の「白菜たち」、万博ボランティアに声をかけて交流してくださいね。(エーリン 05/27)

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