イタリアへ観光に行く人は、必ず魅力のある古い街・ボローニャに行きます。ボローニャは、イタリアの北部にあり、ヨーロッパで歴史の長い文化的な古い都市であり、有名なサーカーチームを持っています。サッカーファンによく知られるサッカースター・ロベルト・バッジョ選手がこのチームのメンバーです。都市環境の改善、都市の再生利用、公共交通を核心とする外出方式、社会化した住宅体制の組織や公共施設と団地機能の強化など、斬新な発展計画によって、ボローニャは市民が住みやすい生活環境を作りました。

　2010年、上海万博ボローニャ館に入りますと、中世期の住みやすい家のように感じられます。 上海万博ベストシティ実践区のボローニャ館では、タワー・ビル、コロネード、大学、広場など、ボローニャらしい要素は面積406平方メートルの展示空間に集中しています。さらに、大量のビデオ、映画などの映像を利用して、来館者に文化と創造力、イノベーション、人権保護と社会包括やインフラの改築などを展示しています。

　上海万博の期間中、ボローニャ館とボローニャ市内にあるマジョーレ広場は、いずれもカメラを据え付ける予定で、来館者はリアルタイムで、千里以上離れた景色を見ることができます。 また、来館者は自転車でボローニャ市内の街を「通る」ことができます。そのデザインは、都市の探索と発見です。同館には4台の固定自転車があり、車の前には大型のディスプレイヤーが設置され、ボローニャの景色が放送されます。自転車に乗ると、目の前のディスプレイヤーの画像が動くようになります。 なお、同館には1088年に建設されたボローニャ大学も見えます。ヨーロッパで、歴史の最も長い大学の昔と今が再現されています。