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基本情報

2010-03-23 13:24:59     cri    

 2010年上海万博は2010年5月1日から10月31日まで行われます。会場は上海市都心部、南浦大橋から盧浦大橋までの黄浦江両岸にあります。

 上海万博のテーマは「城市譲生活更美好(中)/より良い都市、より良い生活(日)/Better City・Better Life(英)」

 サブテーマは5つあります。①都市多元文化の融合;②都市経済の繁栄;③都市科学技術の革新;④都市コミュニティーの再生;⑤都市と農村の対話。

 上海万博のロゴは、漢字の「世界」の「世」と似ており、万博の「理解、疎通、融合、協力」という理念を表しています。

【マスコット】

 日本の皆さんがご存知のように、2005年愛知万博のマスコットは森に住む妖精「モリゾー」と「キッコロ」でした。中国の人々に「森林爺爺」と「森林小子」(森の爺ちゃんと森の赤ちゃん)と親しく呼ばれています。そして、2010年上海万博のマスコットは何でしょうか。

 2007年12月18日の夜、世界は再び2010年上海万博の開催地・上海に注目しました。この夜、上海万博マスコットの発表会が行われ、世界に生中継しました。

 幸せを象徴する貝殻が開くようになって、ピカピカの真珠が自然に滑り落ち、ドミノ倒しがウォータースクリーンのように押し広がり、変化していきます。45秒のドミノ倒しは会場を盛り上げ、突然、一滴に変わりました。これは上海万博のマスコット「海宝」です。

 名前どおり、「海」に「宝」と書く「海宝」は上海の「宝物」です。漢字の「人」を核心に、生命力と活気を示す海の色、青色の一滴です。中国文化の特徴を現す一方、都市と自然との調和を強調し、「より良い都市、より良い生活」という上海万博の理念を反映しています。

【万博入場券、日本での発売】

 万博入場券の日本での発売は2009年7月1日からスタートしました。各チケット代理店を通じて、日本で60万枚発売する予定です。日本のJTBグループは上海万博チケット販売の日本総代理です。その他、阪急交通社、名鉄観光サービス株式会社など、日本の旅行会社9社もチケット販売の代理権を得ました。

 上海万博チケットの日本での販売は、主に会期前と会期中に分かれて、一般券と特別券の2種類あります。一般券は2500円で、特別券は3600円です。また、一部の日本の方々が万博を数回見に行くことに便宜を図るために、日本で3回券と7回券も発売する予定です。3回券の価格は7200円で、7回券は1万6200円となります。さらに、60歳以上のお年寄りや、学生・生徒・児童たちに優遇チケットを出し、ある程度安くなります。

 関係者によりますと、上海万博の入場者数は7000万人に達する見込みで、海外からの来場者は5%を占め、そのうち、日本からの来場者は100万人になるだろうと見込まれています。

【一軸四館・万博軸(万博大通り)】

 2010年上海万博の会場には、「万博大通り」というメインストリートが現われ、人々に「万博軸」と親しげに呼ばれています。万博大通りは浦東会場の中心エリアにあり、大型ショッピングモールや交通総合体などの複合機能を兼ね備えています。

 万博大通りは2006年12月28日から着工し、2009年末竣工しました。万博会場にある有数の恒久性建築の一つとして、万博期間中4分1の見学者はこの大通りを訪れます。しかも、万博大通りは単なる道ではなく、安全検査・ガイド・販売・飲食・レジャーなど役割を果たします。

 万博大通りは斬新な建築様式を採用し、地下2階、地上2階の半オープン式建物で、地上エリアが6万平方㍍、地下エリアが19万平方㍍で、中心エリアのスポットライトとなります。その天井は、屋上とサニーバレーでカバーされます。「サニーバレー(陽光谷)」は万博大通りのシンボルで、六つの巨大な円錐状鋼鉄構造の建築となります。日当たりがサニーバレーを通して地下を照らし、地下空間の採光を満たし、エコ建築の理念を果たします。屋根は長さ700メートル、幅80メートルの大きな軽い膜構造で、青空にある白雲のように、軽く飄っています。

 万博終了後、万博大通りは商業・グルメ・エンターテインメント・交通の乗り換え・展覧館として、複合多機能のスーパー総合施設になる見込みです。

【一軸四館・演芸センター】

 

 2010年上海万博の演芸センターは会場のBゾーン、万博大通りの東に位置しています。建築面積は延べ8万平方メートルで、有数の恒久性建築として、万博終了後は上海国際文化交流センターとなります。2007年12月30日に着工し、2009年末竣工しました。

 演芸センターの外形は宇宙から飛ぶ円盤の形で、伝統的な公演場所の単一性と異なり、観覧席が公演内容のニーズと観客数によって、4000席、8000席、12000席と18000席に変えられます。また、舞台はは360度の空間で、三次元の組み合わせとなり、昼間は「海に漂う貝殻」に見えるし、夜になると、「浮遊都市」という幻想な雰囲気が演出されます。

 万博の浦東会場の北部、黄浦江に面している演芸センターでは万博期間中、各種の公演やイベントなど素敵な舞台が用意されています。

【一軸四館・テーマ館】

 

 2010年、かつての上海南市発電所の工場を改築した上海万博のテーマパビリオン「未来館」が、黄浦江のほとりで登場します。 上海万博テーマ館は「昨日の夢」、「夢と現実」、「多様の可能性」、「実現中の夢」という四つの部分からなります。映画や、書籍と彫刻などを通じて、昔からこれまで、人間の未来都市への幻想、デザインと実践を展示し、来場者に現在の実践成果や、今日の挑戦に基づく未来の都市という理念を示します。

 未来館は来場者に未来都市の居住・交通・エネルギー・都市管理などの可能性に考えてもらうと同時に、人間の進歩が永遠に進むという精神を伝えます。五大洲の7人の都市計画者が、都市発展の現状と居住・交通・エネルギー・都市管理などの未来像を再現します。

 来場者はさらに、タイムトンネルを通して、「調和の広場」に着きます。この広場では、未来の窓・交流タワー・コントロールタワー・グローバル化タワーなどがあり、アニメを通じて、未来都市への展望ができます。夢があれば、何でも可能になるでしょう。

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