大阪で開催されてから、40年を過ぎましたが。あの頃から日本経済は高度成長を続け、私も若さに任せて無心に働いてきたのが、ついこの間のように思われます。当時は休日も週に1日でしたので、夜仕事を終えてから、中古の軽自動車を運転して四国から大阪まで走りました。

　今では、立派な高速道路や本四架橋が出来て短時間で走れますが、昔はフェリーボートで島を渡って神戸大阪へ行くのに、一苦労でした。万博会場に着きますと、人気のあるパビリオンは長蛇の列で、入るまで長時間がかかりました。入れば、トコロ天式に立ち止ってゆっくり見えず、押し出されてしまい、何を見たのか分からず出ました。

　従って次からは比較的に空いていそうなパビリオンをゆっくり見て回ったものです。それでもパビリオンが多いので、見ていないのがほとんどでした。しかし、僅かの間でも万博の雰囲気を味わうことが出来て幸せでした。

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　貴重な思い出を教えていただきまして、田村さん、ありがとうございました。また、田村さんは手紙の中で、「来年は上海万博の年ですので、、ぜひ行こうと今から楽しみにして降ります。そのためもあって、4年ぐらい前から中国語の学習をしているんです」と書いてあります。

　万博のために外国語を勉強すること、人生の楽しみもまた一つ増えましたよね。田村さん、ぜひ頑張ってください。また、田村さんのように万博を見学するために、中国を勉強している方もきっと多いと思いますが、「万博中国語」という新しいコーナーでは、上海万博のマスコット「海宝」はみんなに上海万博に関する中国語を教えますので、皆さんはもし何か知りたい、学びたい中国語の言葉がございましたら、ぜひ教えてください。

　ご存知のように、日本は1970年の大阪万博と2005年の愛知万博を成功裏に行いました。皆さんから万博についての思い出や、期待、エピソードを募集しております。お手紙を番組の中で紹介しますので、ぜひどしどしご応募ください。こちらの宛先は〒100040、中国北京市石景山路甲16号　中国国際放送局「万博オンエア」の係りまで、メールアドレスは：nihao2180@cri.com.cn