長さ４００メートルの８字型の街、２６カ所の独立した小型ハウス、これはアイデア溢れる2010年上海万博のオランダパビリオンです。

　オランダパビリオンは、オープン式の展覧館で、入り口も出口もありません。「楽しい街」を歩くと、小さな部屋が見えます。そこから伝える情報は、オランダのイノベーション、文化と持続発展の理念で、より良い生活を追求する楽しさが体験できます。小型展示ホールのテーマは「水」です。水の流れや濾過を見て、そこから出たきれいな純水が飲めます。もう一つの冠のような形をした建物はVIPの控え室として、一連のビジネスイベントが行われる予定です。

　驚いたことに、小型展示ホールは開放されていないが、その窓を通して、中の展示を見ることができます。上海万博の会期中、オランダパビリオンは７００万人以上の来館者を接待する予定で、来館者の数と小型展示ホールの面積を考えた上で、窓を通じての展示が決められました。さらに、高さ20メートル以上の冠の形をした建築の中で、すべての小型展示ホールが見えるということです。