会員登録

 「日本語作文スピーチコンテスト」を主催する広島大学は、日本を代表する国立大学の一つであり、2002年10月に首都師範大学国際文化学院の中に広島大学初の海外教育研究拠点である北京研究センターを設置しました。
 この広島大学北京研究センターでは、2006年から毎年、中国の大学で日本語を学んでいる学生を対象とした「日本語作文スピーチコンテスト」を開催しています。
 コンテストの目的は、(1)中国における日本語教育の成果の発表機会を提供する、(2)日中文化交流(異文化コミュニケーション)に寄与する、(3)日中翻訳文化形成に寄与することにあり、コンテストには毎回多くの大学の学生が参加しています。
 12回目をむかえる今回も、中国国際放送局からの支援になり、作文審査に音声審査が新たに加えられ、その優秀者が11月18日(土)首都師範大学にてスピーチを披露します。
 本コンテストは、日本国外務省の「日中国交正常化45周年、日中平和友好条約締結40周年認定事業」として行われます。  
 投票ページはこちらへ>>

第一次審査通過選手
私が思う中日相互理解
貴州大学 樊偉

 中日の相互理解は永遠に不可能と、子供の頃から周りの人々に散々言われてきて、日本のことをほとんど何も知らなかった私は、それをただの事実として受け入れ、疑わずに信じていました。しかし、そんなかたくなな思い込みでも、案外簡単に覆されるかもしれません…

中日国交正常化45周年を迎え、私が望む中日関係
首都師範大学牟欣悦

 小さい時から、私はずっと日本に良い印象を持っている。私の母は仕事のためよく日本に出張し、帰るとき、毎回日本のお土産を私に買ってきてくれた。かわいい形のおもちゃでも、きれいな大人っぽい浴衣でも、一つ一つが私にとっては興味深く日本の技術に関心…

歴史を鑑とし、平和発展の光を望む
西北大学 呂芸雅

 気付かないうちに、私たちは「中日国交正常化45 周年」を迎えた。中日関係が悪化している今、この年は中日両国の人民が落ち着いて両国の関係を見直す絶好の機会を提供してくれると思う。この歴史的な瞬間に、私は中日両国が「歴史を鑑とし、未来に向かう」ことを…

中日国交正常化45 周年を迎え、私が望む中日関係
大連外国語大学 李国超

 中日関係に関するニュースがテレビで流れると、「いや、それは偉い大人たちが考えるべきものだから」と思いながら、さっさとチャンネルを変える私。日本語を専攻している私たちはよく先生から「皆さんの専攻は日本語ですから、将来の中日友好のために努力してほしい」と…
今、見つけた
中国人民大学 王代望

 中日国交正常化は四十五周年になりますが、両国間に無視できない問題が依然として数多く存在しています。戦争の後の残った問題、メディアから一方的な誤解等です。日本語を学んでいる私たちは、将来中日両国の架け橋となる人ですから、まず歴史を知り…

中日国交正常化45周年を迎えるにあたって
中山大学 顧詩嘉

 中日国交正常化45周年を迎えるにあたって、中日関係を改めて考える必要があると思う。一介の学生の身である私だが、望むべき中日関係をここに考える。古来、中日間の交流は多く行われ、東アジア文化圏の一部として互いに影響し、友好関係を築いた…

決意
天津科技大学 蔣瑩

 しとしとと雨が降り始めた。私はいつものように本屋に向かっていた。本屋のおばさんは店先に並んでいる本を急いでお店の中にしまっていた。私はみかねて直ぐに手を貸した。おばさんは何も言わず微笑み、続けて大切な本を店の中に運んだ。全て店の中に入れた時には…

中日国交正常化45 周年を迎え、私が望む中日関係、あるいは私が考える中日の未来
結婚しよう!
東華大学 劉淑蕓

 「ええ?そうなの?」ネットニュースを見ていた私は驚きました。最近、中国で「日本人の男に中国で死刑執行、大量の覚醒剤売買。」というニュースが報道され、中日両国の人々の関心を集めました…

私が考える中日の未来
福建師範大学 林晶晶

 大学一年目の冬休み、故郷に帰って、春節を過ごした。家族や親戚の中に私のように日本語を専攻する人はいなかったから、どうしてよりによって日本語を専攻するのかについてはなかなか理解できない人が多い。ときどき、両親まで…