酒仙ー李白
 
 皆さんご存知の李白をご紹介しましょう。といっても李白の詩のことはあまりにも有名ですので、酒仙としての李白の一面を私なりにしゃべってみたいと思います。もちろん、データがないとわからないので少しは調べました。

 周知の通り、李白は字を太白といい、号は青蓮居士で、唐代の詩人です。本籍は隴西の成紀、いまの甘粛省の秦安の東部で、隋の末期に祖先が砕葉、いまのバルカシュ湖南の楚河流域に寄寓し、彼はここで生まれたとあります。そして幼いときに父について綿州の隆昌、いまの四川省江油に移り住みました。彼は少年の頃からその才能をあらわし、詩や賦が得意で、非常に博学であり、いくらか侠気なところがあったといいます。そして23才の時に四川を離れ、各地をまわり、その間に詩の才能を呉筠に認められ、天宝元年、宮廷に翰林奉仕として仕えますが、政治上では重視されず、のちに権力者に嫌われ、一年余りで長安を離れました。

 その後、安氏の乱のときに永王である李リン(璘)の参謀となりました。しかし、李リンが失敗したため、李白も連座し、夜郎を言うところに流されますが、途中で罪を許され帰還します。晩年は放浪し苦しい日々を送り、安徽で亡くなったとありました。

番組文章:http://jp.chinabroadcast.cn/119/2005/07/05/1@44275.htm

  

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