鞍山市ではこれまで、鉄東区、立山区、千山区、海城市などで、岩絵が描かれた17の地点に、103点の岩絵作品、143の図案のほか、あわせて3102の単独の図や絵が発見されています。
岩絵は岩石や洞窟内部の壁面に文字や絵が刻まれたもので、祖先の暮らしを表現した、人類社会早期の文化現象です。岩絵の図案には月、星、太陽が多く見受けられます。考古学者によりますと、これらの図案は古代の祭祀と関わりがある可能性があるということです。
鞍山市での岩絵の発見は鞍山地区の歴史、文化、原始宗教などの研究を進展させる重要な資料となります。(李陽、謙)
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