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私と北京放送との出会い・坂田和子(二)
   2006-04-13 10:34:20    cri
旅の思い出

 国清:中国の旅で印象深かったのはどちらですか。

 皆さんはもうすでに北京ー上海ー西安へはいらした事が有るでしょう。 テレビでもおなじみですから次にいらっしゃるとしたら是非 「漓江下り」と「桂林」をお奨めします。 今は空路も発達していますから上海からも広州からも行かれますが 、私が行ったのは上海から昆明ー桂林でした。

 国清:今は便利になりました。上海から飛行機でその日のうちに昆明に到着でします。

 たしか2000年の4月頃で昆明は「世界花博覧会」の開催中でしたが 時間の都合で観光はしませんでした。 昆明では「過橋米線」と言うビーフンのような麺が有名ですね。

 麺の上に生のお魚をのせスープをタップリいれて蓋をし、お魚に熱が通った頃に 食べます。  これは橋の向こうで仕事をしているご主人に熱い麺を届けたのが 始まりだと聞きましたが美味しかったです。

 国清:料理の名前は 過橋米線、美味しいですよ。

 昆明は花の都、常春の国として有名ですね。又機会が有ったら行って見たい所です。

 そして桂林ですが、そこは又まったく昆明と違い風光明媚な街です。 特に「漓江下り」は「三峡下り」とは違い5時間ほどの船の旅です。 船を一艘借り切ってユッタリと両岸の景色を楽しみながら、「漓江下り」の終点陽朔へ向かうのです。 そこはもう墨絵のような世界で、観光客は幽玄の世界へ導かれたようで、 しばし現実から離れ、身も心も癒されます。

 国清:「漓江下り」は最高です。この桂林には私は4回行きました。何回行っても飽きないところですね。

 今でも眼を瞑るとその景色が浮かんで来ます。 張芸謀監督が漓江で歌劇を撮影したらしいですが 「劉三姐」と言う伝説を映画化したそうで、日本では公開されませんでしたが 見てみたい歌劇です。 幻想的な背景をバックに一人の少女がセミヌードで歌う 「対歌」これも聴いてみたい・・・

 私達が乗った船の両脇には「鵜飼い」の「鵜」も繋がれていました。 夜になると「篝火」を焚いて鵜飼いが楽しめるんでしょうね。日本ではこうした風景はもう見られないでしょう。

 終点は陽朔ですね。 ここが又田舎なのに何故か明るい。ヨーロッパのようです。

 国清:聞いた話しですが、この陽朔で旅行会社を経営している日本人とアメリカ人がいるそうです。

 地元で採れた美味しいコーヒーも飲めます。お料理も西洋料理があります。 少し離れた所の農家にお邪魔しました。 ここはレーガン元大統領もいらした家でした。 お庭には赤ちゃんの頭くらいの「柚子」がたわわに実っていて 好きなだけ採って良いですよと言われましたが重いので、そこでは試食だけにしました。良い香りでした。

 国清:桂林の鍾乳洞も有名でしょう。行きましたか?名前は忘れましたが、すごく大きいのがありますね。

 桂林の「鍾乳洞」も見学しました。洞窟の中はまるで何億年も前にタイムスリップしたような別世界です。 洞穴の中にもう一つの桂林が有るみたいで、川は流れる・滝は落ちる・ トロッコは走る・ボートも漕いでいる・・・ 蝙蝠が眼の前を飛ぶ!!!ライトがあちこちを照らす。 正直言って洞窟から出た時はホットしました。

 旅の話、常夏の島 海南島

 国清:中国は広くて、 北は零下20℃ぐらいの雪国でも、南の海南島では海水浴ができるほどですね。

 海南島といえば、 私が行ったのは3月でしたが、三亜の海岸では海水浴客で賑わっていました。 上海へ一泊し翌日憧れの海南島へ飛行機で飛びました。 二時間あまりで海口市に着きます。

 海口市では五公祠や他を見学しましたがあまり覚えていません。 翌日興隆温泉へ、ここもあまり印象に残っていません。 全島バスでの移動でしたが面積は台湾ぐらいだそうです。 鉄道も有ります。でもそれは一部分らしいです。 そしてやっと憧れの三亜市に到着。中国最南端の市です。 東方のハワイと言われるだけあって南国情緒たっぷりです。

 国清:三亜には行こう行こうとかなり前から思ったのですが、結局はいまだに行っていないのですね。残念です。

 花も樹木も家も砂浜もここも中国?と思う程です。 翌日早速亜龍湾へ。 そして黎族の美しい伝説にある「鹿回頭公園」へ行き、鹿の化身の美女と黎族の男性との悲恋物語をガイドさんから聞きました。 鹿の化身が男性との束の間の逢瀬を楽しんだ後 名残惜しそうに振り返り振り返り山へ戻って行くと言う伝説です。

 翌日は市内から20キロほど離れた浜へ、 ここの岩には「天崖」と「海濶天空」と赤い字で彫刻されています。 まさに「天崖海角」です。 午後から自治州の首府「通什」へ。少数民族の村を見学したり、ショーを見たり、バンプーダンスに参加したり楽しい時間を過ごしました。

 海口市へバスで戻る途中「五指山」を眺めながら屯昌県へ 世界の珍貴動物「水鹿場」を見学。 もう一度訪れて見たい島です。今も時々その時に撮った写真を眺めながら当時のことを頭に浮かべながら感慨に浸っています。

 北京放送を聞き始めてから、こんなに多くの思い出を作ることができました。ですから、北京放送を聴くのは私の生き甲斐になっています。

 国清:1989年から放送を聞き始めてから17年経ちました。ありがとうございます。今年、12月3日は北京放送日本語放送開始65周年です。65歳です。

 放送開始65周年、「おめでとうございます」 そして有り難うございました。ますますのご発展を祈っています。

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v  私と北京放送との出会い (坂田和子)ーー1 2006-04-03 15:33:17
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