北京
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23/19
中国各地が茶摘みの時期を迎えています。生産者は今年の茶葉市場について楽観的な見通しを持っています。
中国東部・安徽省黄山市にある小川村の茶園では、農家の人々が、若葉を摘んでいます。今年は茶葉の成長具合が良く、質の良いお茶になるということです。ここ小川村では、品種改良したチャノキを導入したことで、買取価格が高まりました。例年は500グラムにつき75元(日本円約1400円)でしたが、今年は85元(日本円約1600円)に値上がりしています。
一方、広さ2万ヘクタールの茶園を有する西南部・貴州省石阡県では、ぐずついた天気の影響で低温が続き、茶摘みの日程が例年より約20日遅れています。現地の農業を担当する政府関係者は、遅れを取り戻し、より多くの若葉を摘めるよう、現場での指導に取り組んでいます。
なお、石阡県には160社の製茶工場があり、作業員の人数は32万5000人に上るということです。(Yan、謙)