北京
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習近平主席は6日午前、2022年北京冬季オリンピックに出席するため中国を訪問中のパキスタンのイムラン・カーン首相と北京で会談し、「中国は国際情勢における公正と正義を守り、問題を起こさず、また問題を恐れない。中国は自らの主権、安全、発展の利益を守る能力と自信がある」と述べました。
習主席は、「世界は激動の変革期に入り、中国とパキスタンの戦略的パートナーシップの意義はさらに高まっている。両国は相互信頼と相互扶助、手を携え合って協力する伝統を継承し、より広範で深い戦略的協力を発展させなければならない。中国は、パキスタンによる国家の独立・主権・尊厳の守護とテロとの戦いを断固として支持し、パキスタンと発展戦略を結びつけ、中国・パキスタン経済回廊(CPEC)をさらなる発展に向けて推進し、主要プロジェクトの円滑な実施を確保する。中国は、国連などの多国間の場でのパキスタンとの協調と協力を強化し、より多くの正義の声を上げ、世界と地域の平和と安定を守っていく。両国はグローバル開発イニシアチブの実行と人類運命共同体の構築を積極的に推進すべきだ」と強調しました。
イムラン・カーン首相は、「現在、国際的な政治・経済情勢は深刻かつ複雑な変化が生じているが、いかなる勢力も中国の前進、あるいは中国の発展と成長を阻止することはできない。パキスタンはどのような状況にあっても中国の友人であり、パキスタンはいつでも中国と同じ側に立つ」と示しました。(馬げつ・井上)