すべての民族の幸せな生活を目指す

　中国の伝統的な祝祭日である旧正月・春節を前に、習近平主席がわざわざ末端まで足を延ばして、自ら国民に新春の祝福を送ることは、習主席が過去10年間に一度も変えていないものです。果てしない北の草原から西南の辺境の町まで、習主席の新春の歩みは中国を横断しています。その中でも、特に山が高くて道のりが遠く、少数民族の人々が集まっている遠隔地をいつも習主席は視察していました。

　2014年1月、春節を前に、真っ白な雪を頂くシリンゴル大草原の冬のナダム（モンゴル族の伝統的・宗教的な祭り）で、習主席はモンゴル族の伝統的な方法に則って少数民族の人々のため、全国の人民のために祈りを捧げました。これは第18回党大会以降、習主席の初めての内蒙古自治区視察でした。それから5年後の2019年7月、習主席は再び内蒙古自治区を訪れ、「小康社会（いくらかゆとりのある社会）の全面的構築には、一つの民族を欠くことはできず、中華民族の偉大な復興を実現するには、一つ民族も欠くことはできない」と強調しました。

　現在、内蒙古や広西、チベット、寧夏、新疆の五つの自治区および貴州、雲南、青海この三つの少数民族が集中している省で、農村の貧困人口はすべて貧困から脱却しました。人口の比較的少ない28の民族は全員が貧困から脱却し、中華民族の歴史に輝かしい人間的奇跡を書き記しました。（非、星）