北京
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中国ではデジタルアートのコレクションが流行しており、インターネットにアップされると、あっという間に売り切れるケースもあります。
今年20代の張帆さんは最近、ネット上で偶然、旅行関連のデジタルアートを発見しました。値段的に高くない上、目新しい収集スタイルに引かれました。
深セン市民の張帆さん
デジタルアート
購入後、張さんはスマートフォンで随時鑑賞するほか、専用の電子署名も得ることができます。関係筋によりますと、デジタルアートの最も重要なステップはブロックチェーンの暗号化とそれによって生じた個人識別が可能で、改ざんされないコードです。購入者はそれを転売したり、他人に贈ったりするなどの権利を持っています。デジタルアートは新技術によって商業価値を付加されました。最近、中国ではデジタルアート取引プラットフォームが相次いで登場しています。
デジタルアートのデザイナーである関相雲さんは「現在、一部の人気アーティストはARという視点から創作を試みている。ユーザーの体感は従来の芸術形式をはるかに超え、新しい刺激がもたらされるだろう」とみています。
あるアプリ市場責任者の杜政霖さんは、「今まで14期発行してきたが、異なるタイプのデジタルコレクションは総成約額が110万元(約2000万円)に上った。市場の反応はとても良くて、新たなコレクションのほとんどはアップすると1秒で完売した」と述べました。
デジタルアートの人気が上昇し続けていることで、この分野に加わるコレクターも増えています。この動きに対して、専門家は、「デジタルアートなどの取引はまだ初期の模索段階で、確定的な投資価値は形成されていない」と注意を呼び掛けています。(朱、浅野)