北京
PM2.577
23/19
西アフリカのブルキナファソでクーデターが発生したことについて、外交部の趙立堅報道官は25日の定例記者会見で、「中国はブルキナファソの情勢の推移を注視している。在ブルキナファソ中国大使館はすでに安全への注意を呼びかけており、中国はブルキナファソの中国公民の安全を全力で守る」と述べました。
報道によりますと、このほどブルキナファソで軍によるクーデターが発生し、軍人の一部が政権を奪取し、カボレ大統領を解任し、政府と国民議会を解散したほか、同国の陸空国境を閉鎖し、全土に夜間外出禁止令を敷いたと発表されました。
趙報道官は記者の質問に答え、「中国は、アフリカ連合(AU)及び西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)の関連声明に留意している。中国はブルキナファソのすべての当事者が、国家と国民の根本的利益を踏まえ、対話を通じて意見の相違を平和的に解決し、いち早く正常な秩序を回復し、国の安定と民族の団結を守るよう呼びかける」と示しました。(RYU、鳴海)