北京
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北京冬季オリンピックの開幕まであと14日となりました。開会式の総監督を務める張芸謀(チャン・イーモウ)氏は20日、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の独占インタビューを受け、開会式の関連状況について次のように説明しました。
・現在、北京冬季オリンピックの開会式は最終段階のリハーサルと調整を行っています。構想を練り始めたのは2年半前で、さまざまな試みをしました。
・2008年の北京オリンピックの開会式と比べ、冬季オリンピックの開会式は時間的にコンパクトで、100分以内の予定です。「簡約でありながら素晴らしい」を目指します。
・開会式の演出に参加する俳優の人数は3000人以下です。国家体育場(愛称「鳥の巣」)の広々とした空間で、出演チームはアイデアと技術で視覚的にふくよかな効果をもたらします。演出を式典の一部分にし、開会式全体を一気に仕上げていきます。
・何かの言葉で形容するとしたら、絶妙、ロマンチック、モダン、テクノロジーなどが挙げられます。
・2008年北京オリンピックの開会式との最大の違いは、「私」の視点から「われわれ」の視点に変えたことです。2008年北京オリンピックの開会式は、より多くの人が中国の伝統文化を知ることを重視しました。それに対して、2022年北京冬季オリンピックの開会式は、人類運命共同体という全人類共通の精神と理念を示すのにより注目しています。これは文化面の自信を体現するものであり、「共に未来へ」とは「われわれ」が「共に未来へ」ということです。(玉華、浅野)