北京
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2022年北京冬季オリンピック・パラリンピックの開幕まであと14日となった21日、ウインタースポーツをテーマとする博物館『有間氷雪館』が21日から23日まで3日間の期間限定でオープンしました。
博物館『有間氷雪館』
『有間氷雪館』博物館は、北京市地下鉄1号線の五棵松駅近くにある華熙LIVE運動広場にあります。ここでは民間から集めた氷や雪に関係する貴重な骨董が展示され、またVR技術によるアルペンスキー体験やスケートやスキーのシミュレーターを利用して、市民はウインタースポーツを体験することができます。
『有間氷雪館』のオープン初日、博物館の前では北京を拠点にする五輪応援市民団体である五輪ホーム合唱団が、歌声で五輪大会を盛り上げる姿が見られました。平均年齢60歳の合唱団12人は、氷点下の気温をものともせず合唱曲「五輪には私がいる」歌いました。北京市民が自らの歌声に五輪への情熱を託したわけです。五輪大会を迎える熱気は、競技会場の外でも大いに高まっています。
団長を務める王淑賢さん
五輪ホーム合唱団は2009年8月に設立された民間団体で、五輪のために歌い、五輪に力を添えることを目指しています。団長を務める王淑賢さんは「北京が(夏季と冬季の)五輪ダブル開催都市になったことを皆が喜び、誇りに思っている。冬季五輪の開催で私たちは興奮している。団員それぞれは微力だが、歌を通じて五輪を後押していきたい」と述べました。
合唱団歴10年の王術軍さん
合唱団歴10年の王術軍さんは「冬季五輪は北京市民にとって大きなフェスティバルです。私は歌で五輪を応援し、皆と一緒に盛り上がりたい。私はウインタースポーツが好きです。特にスキーとスピードスケートが大好きで、今回の冬季五輪でも注目したい競技です」と語ってくれました。(取材・写真:趙雲莎)