北京
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中国共産党中央委員会の習近平総書記は1年前の2021年1月11日、中国共産党第19期中央委員会第5回全体会議(5中全会)の主旨を学習して貫徹するために中央党校で行われた、省クラスの主要幹部を受講生とする特別セミナーの開講式に出席しました。習総書記はその際に、「新たな発展段階を的確に把握し、新たな発展理念を深く貫徹し、新たな発展枠組みの構築を加速し、『第14次五カ年計画』期間における質の高い発展を推し進め、社会主義現代化国家の全面的建設を着実に始動して前進させることを確保せねばならない」と強調しました。
習総書記は毎年のセミナーの開講に当たって、自らが最初の授業を担当します。中国共産党第18回全国代表大会の開催以降、習総書記は8回にわたってこの最初の授業を行いました。テーマの大多数は、直前に開催された中央全会の精神の学習を貫徹することについてです。
過去1年間を振り返れば、中国共産党第19期中央委員会第6回全体会議(6中全会)は「党の100年の奮闘による重要な成果と歴史的経験に関する中国共産党中央の決議」を採択しました。同決議は第18回党大会以来の党と国家の事業で収めた歴史的な成果と発生した歴史的な変革を記述した上で、第2の100年の奮闘の目標について明確な要求を打ち出した、マルクス主義の綱領としての役割を持つ文書です。
この決議が内包するものを深く学習し、歴史を鑑にして未来を切り開くことは、現在さらに今後の一定期間における中国共産党の重要な政治任務です。習総書記が中国共産党創立100年を祝賀する大会で述べたように、歴史を鑑にすることで、盛衰についてを知ることができます。
習総書記は、「我々は歴史を用いて現実を照らし出し、遠い未来を考えねばならない。中国共産党の100年の奮闘をしっかりと見ることで、我々は過去にはなぜ成功できたのか、将来はどのようにすれば成功を続けられるかを理解せねばならない。そうしてこそ、新たな道のりでさらに揺るぎなく、さらに自覚して初心と使命を銘記し、素晴らしい未来を切り開くことができる」と指摘しました。(玉華、鈴木)