北京
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王毅国務委員兼外交部長は25日、ハンガリーのシーヤールトー外相とビデオ会談を行いました。
王部長は、「中国とハンガリーの実務協力は多大な成果を上げた。ハンガリー・セルビア高速鉄道のハンガリー区間は順調に進展しており、ハンガリーに陸海連絡輸送の新ルートを開拓するための新たな弾みを付けることになる。ハンガリーは欧州諸国の中で率先して中国と『一帯一路』共同建設協力を展開し、良好な模範的けん引の役割を発揮した。中国はハンガリーと『一帯一路』の質の高い共同建設をさらに深化させ、新たな互恵協力のモデルプロジェクトを構築していきたい」と述べました。
王部長はまた、リトアニアが台湾にいわゆる代表機関の設立を認めたことについて厳正な立場を表明し、「リトアニアは独断で背信行為を行い、中国と国交を樹立している国の中で初めて『台湾』の名称での『代表機構』設立を認め、公然と国際的に『一中一台(一つの中国・一つの台湾)』を作り出し、中国に政治的挑発を仕掛けた。中国は断固として国家の主権と領土保全を守り、『二つの中国』と『一中一台』をもくろむいかなる行為にも断固反対する」と強調しました。
シーヤールトー外相はこれに対し、「ハンガリーは『一つの中国』の原則を堅持し、中国の主権と領土保全を尊重し、中国側の正当な立場を断固支持する。ここ数年、ハンガリーと中国の実務協力は順調に推進しており、ハンガリー・セルビア高速鉄道のハンガリー区間の建設が順調に進んでいる。ハンガリーは中国企業のハンガリーへの投資拡大を歓迎する。また、北京冬季五輪に積極的に参加することを熱望し、イデオロギーや政治問題でスポーツを妨害することに反対する」と表明しました。
双方はまた、中欧関係について意見交換を行いました。(怡康、坂下)