北京
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外交部の趙立堅報道官は25日、定例記者会見で、「米英豪の原子力潜水艦協力は、国際社会の広い参与を前提に、すべての当事者が受け入れられる解決策を求めなければならない」と述べました。
報道によりますと、24日、国際原子力機関(IAEA)の理事会が開催され、中国の提案により、急遽、米英豪の原子力潜水艦協力の関連問題を正式な議題として追加し、専門的な討議が行われました。
趙報道官は関連質問に答え、「米英豪の原子力潜水艦協力は『核拡散防止条約』の完全性、有効性、権威、さらには国際安全の秩序や地域・世界の安全と安定にかかわる問題であり、国際社会の広い参与を前提に、すべての当事者が受け入れられる解決策を求めなければならない。これについて、すべての当事者のコンセンサスが得られるまで、米英豪は原子力潜水艦協力を推進してはならない。IAEA事務局もこの3カ国と原子力潜水艦協力についての保障、監督、配置を協議してはならない」と強調しました。(玉華、鳴海)