北京
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中国人視覚障害者の登山者、張洪さん(46歳)がネパール時間24日午前9時、ネパール人ガイド3人の協力の下、世界最高峰のチョモランマに登頂し、アジアで初めて登頂に成功した視覚障害者となりました。
感染症予防のため、張洪チームは出発前に中国製ワクチンの接種を終え、登頂前の数日間、キャンプ施設に医師を招き、血清検査を行い、全員が感染していないことを確認したうえで、頂上に向かったということです。
張さんは21歳の時、緑内障末期のため視覚障害になり、40歳の時、登山愛好者になりました。これまで、張さんは標高6010メートル、7050メートル、7546メートルの山に登頂したことがあります。張さんは、「幸いなことに、神様から与えられた目は明日が見えなくても、未来が見えない目ではない。命の長さは神様が与えたものだが、命の厚さと幅の広さは自分で決められるのだ」と話しました。(殷、浅野)