北京
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23/19
第13期全国人民代表大会(全人代)第4回会議が5日午前、北京で開幕しました。習近平国家主席をはじめとする中国共産党と国家の指導者ら、および全人代の代表約3000人が開会式に出席しています。
今年は「第14次五カ年計画」実施の最初の1年であり、社会主義現代化の全面建設という国家の新たなスタートを切る中国の発展に注目が集まっています。
議事日程によりますと、今大会では政府活動報告が審議されるほか、「第14次五カ年計画」と2035年長期目標綱要草案が審査され、中国の今後の発展の方向性と道のりが明確にされる予定です。
開会式では国家の計画と国民生活に関わる計画報告と国の帳簿と言える予算報告が提出され、審査段階に入ります。また、会期中には全人代組織法修正草案と全人代議事規則修正草案が審理されます。この2つの法案により、中国の根本的な政治制度である人民代表大会制度がさらに整えられます。そのほかにも「全国人民代表大会香港特別行政区選挙制度の整備に関する決定(草案)」などが審議される予定です。(Yin、謙)